武蔵野美術大学 旅するムサビプロジェクト

茨城県にある東海中学校で黒板ジャックを行いました！

茨城大生3名、武蔵美生2名合計5名で取り組みました

花、猫、フグなど様々なテイストで描かれており、

完成後には学校全体が幻想的な雰囲気に包まれていました！

日本画学科 1年 伊藤 梨央

日本画学科 1年 岡松 友美

筆やタオルなど様々な物を駆使して、

細部までこだわって制作しました！

25日には子どもたちと対面し、

作品を通して意見交換を行いました

こどもからの視点の意見がとても興味深くて

とても有意義な時間をおくることが出来ました！

また、NHKの方からの取材もありました！

緊張しましたが、作品の想いについてお話することが出来ました

金久中学校にて、黒板アート最後の仕上げをします。

3つの黒板アートをそれぞれ3.4人で完成させるため、かなり大急ぎで進めました！

どれも奄美大島をテーマに作成しました。

お昼は、金久中学校にてカレーを提供していただきました！

また、田中一村さんのお話も聞けてとっても楽しい時間でした✨

午後からは対話型鑑賞を行いました。

奄美にきて、初めての対話型鑑賞にドキドキしましたが、生徒の皆さんが積極的にお話をしてくれてとても刺激的な時間でした。

↓↓対話型鑑賞の様子です。

実際に作品を触っている様子です。

3月４日奄美に着いて、当日！島とうふ屋さんで昼食をいただきました！お豆腐だけでなく、豚の角煮などのメニューがありどれも絶品でした✨✨✨

そしてその日は金久中学校にて、黒板アートの準備に取りかかります。写真は書き出しの様子です！

明日のお昼までに完成させるため、みんなで協力して進めていきました。

東御市立藤部中学校での黒板アートの指導を行いました。１、2年生の美術部のみなさんと卒業する先輩へのサプライズに向けた黒板アート制作！
３つのチームを決め、美術部のみなさんが準備してくださった原画を元に
みんなで協力して進めていきます。今回3枚の黒板を使いましたが、それぞれの描き心地やチョークの乗り方などに苦戦した部分もありました。
また、実際に原画通りにあたりを取ってみると思ったのとまた違ったりもあり、急遽少し直したりなど臨機応変にチームワークを高めてどんどん制作していきます。
大きな面を塗る時はチョークを立ててみるより横にしたほうが乗せやすい！
下地に明るい色を塗ってからハッチングで色を乗せてみると鮮やかな色になる！
道具に触れながら新たな発見を得て、制作しながらどんどんアップデートし描き進めていきます。

描いては、話合ってみんなの中での完成のイメージを高めていきます。

1日限りの指導だったため、途中経過で終わりましたが、卒業式では、素敵な先輩へのサプライズができたかな？
今後も黒板アート是非続けてやってみてください！！！
ありがとうございました！！！

＜参加メンバー＞工芸工業デザイン学科　４年　茂木菜々　　　　　　油絵学科　4年　品澤友里　　　　　　油絵学科　2年　鈴木美香　　　　　　 クリエイティブイノベーション学科 １年　城天力　　　　　　　　　　　　　

みなさん、こんにちは！

これまではどんなプロジェクトなのか、実際の滞在の感想などを投稿してきました。

今回はプロジェクト全体を通して感じたことなどをお話させてもらおうと思います🤝

少し堅苦しい内容になりますがよろしくお願いします🙏

💭このプロジェクトを通して感じたこと

私たちは普段個人で制作を行っています。外との関わりを持つことが難しい中、今回の滞在では周りとの繋がりを通してひとつのものを作っていく経験をさせてもらいました。

どのようにコミュニケーションを取っていくのかすら模索しながらのプロジェクトでしたが、ワークショップや鑑賞会の後に来場者がとても喜んでいる様子を見て、新しい達成感を感じました。

皆さんに新しい体験を提供できたのかな？と思うと同時に私達も新しい制作の形を体験出来たと感じています！

🏝️島民との関わり、そこからの学び

壱岐市の方々はとても気さくで自分たちの知る壱岐の魅力を丁寧に教えてくれました。美味しいものや美しい景色を教えていただいたり、差し入れを頂いたり、ここでしか出来ない体験をさせてもらったり…！

皆様の大切な壱岐について教えてもらったからこそ、少しでも活動で還元したいと思いました。

私たちが大切に思う美術の楽しさを滞在やイベントの中で感じてもらえればこんなに嬉しいことはないです。今回のワークショップでの壁画や私たちの作品が新たに壱岐市へ彩りを添えてくれることを願っています。

島の方は土地を愛し、人を愛し、幸せに生きていると感じました。私たちの作品もそうして出来て行ければいいなと刺激を受けました。

🖼今後の展望、次に生かしたいこと

今回のプロジェクトを通して、作品作りから様々なアプローチが出来ると感じました。人との関わりや別の場所の風土は作品に新たな風を吹かせてくれます。今後も知らない土地や人々を知っていきながら制作に還元する、という事を続けたいと思いました。

また、他の人とひとつのものを作るということについてまだまだ色んなことが出来ると感じました！これからも色んな物を巻き込んでいきながら作品を作ってみたいです✨️

自分たちの制作が今回で言う壱岐市の魅力のように、何かを届けられるのでは無いか、ということについてもう少し考えてみたいと思いました。もしかしたら美術で出来ることがたくさんあるのかもしれない…！と他のものに対する目線も変わりそうです。

🙏まとめ

今回のプロジェクトは、どれもが我々の経験としてかけがえのないものになりました。

特に今回は複数の企画を並行して何度も話し合いが行われました。その結果私たちが美術を大切に思う気持ちと壱岐市の方が土地を大切に思う気持ちが合わさったものとなったと思います。

約1年間、色んな形の協力の元このプロジェクトが実現しました。

3月以降、壁画と私たちの作品が壱岐にて展示されます。少しでも壱岐市の魅力と美術の魅力が伝われば幸いです！

どうもありがとうございました！