いきなり失礼します

こんばんは、むさびるに参加させていただく油2年のa0121352_2333669.jpgシバタユキです。
ただいま高円寺にて、三人展をおこなっています。是非おこしください!

吉野純粋蜂蜜店のギャラリー
7月29日まで
12:00~20:00(最終日は19:00まで)
http://www007.upp.so-net.ne.jp/disco/

よろしくお願いします。
# by tabimusa | 2009-07-24 23:34 | その他 | Comments(0)

2中で会議 あと2週間!

東大和第2中学校で「ムサビる」会議開催。後2週間で展覧会本番です。
展覧会前の最後の打ち合わせをおこなまいした。
会議には、読売新聞社から取材で記者さんが参加。(2枚目写真手前の方)  
記事が出るのを楽しみにしていま〜す。
この赤いTシャツは、2中の未至磨先生。4時から6時までの会議の後、3者面談で15分中座、その後学生の教室下見に同行。てきぱきと動いて学生に対応してくれます。ありがたい事です。ちなみにこのシャツは部活用。美術室にシルク印刷(Tシャツ君)の版が干してありました。〈三澤〉


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# by tabimusa | 2009-07-23 01:22 | Comments(0)

プレスリリース&チラシ発送!

今日は三澤先生と学生でプレスリリースとチラシの発送作業を行いました。
100箇所以上もの施設にチラシが発送されます。

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段ボールにはたくさんのチラシが詰め込まれています。

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地道な作業の末、発送作業は完了しました。
お手伝いして下さった学生スタッフのみなさん、三澤先生、お疲れさまでした。

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これがプレスリリースです。
当日行われるワークショップなどに関する説明等詳細が書かれていますので、
プレスリリースご覧になりたい方ご連絡お待ちしております。
→tabimusa.pr@gmail.com

たくさんの方に足を運んでいただくべく、PR活動は今日も続くのであった..

(ちゅうまん)
# by tabimusa | 2009-07-13 13:46 | Comments(0)

東京都教育委員会の後援名義使用許可となる

 東大和スクールアートプロジェクト「ムサビる」に東京都教育委員会の後援名義申請許可が出ました。(承認番号21教指管援第123号)当初、担当の方からの説明では、「通常初めての企画に対し、初年度から後援名義を使用許可とするのは難しい」と言われていました。都庁に伺い、説明を聞き、約30頁の申請書を書き、今年がだめでも来年はと頑張って申請しました。それからちょうど一月。半ばあきらめて、すでにチラシも後援名義の記載を外して印刷に出してしまいました。・・・・あと、数日早かったら。
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 まあ、ともかく使用許可が下りて良かったです。担当者様アドバイスありがとうございました。
 さて皆さん、後援名義に恥じないように展覧会を成功させなくてはなりません。気合い入れて頑張りましょう。あっ、その前に試験が・・・レポートが。
<ミサワカズミ>
# by tabimusa | 2009-07-01 01:50 | Comments(0)

チラシ入校!

できた!
濱君ご苦労様。ぎりぎりまで、携帯でのやりとり、お疲れ様。2万枚のチラシが子どもたちに届きます。
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<ミサワカズミ>
# by tabimusa | 2009-06-28 01:50 | Comments(0)

[カリ美企画]報告

こんにちは!美術教育法、非常勤講師の北沢昌代です。現在、有志の学生たちと一緒に「カリ美企画」を進めています。三沢先生から、このささやかなプロジェクトを紹介するようにとのお勧めがあり、今回投稿させていただくことになりました。

[カリ美企画について]
 「カリ美企画」とは、神奈川県川崎市にある私立カリタス女子中学高等学校美術科と武蔵野美術大学の学生のコラボレーションによる企画です。“小学校から高等学校の日常的な学校生活における美術科の学習に、美大生がどのようにかかわることができるか」を模索して活動しています。
 カリタスでは、美術室前の*教科センターを「CARI美MUSEUM」に変身させ、生徒たちにアートを身近に感じてもらえるような展示を行っています。主な企画はムサビの学生たちの作品発表「CARI美ギャラリー」。カリタスの生徒たちの自由な作品の発表「アートやってる?」。さまざまなアートの話題を扱うフリーペーパー「CARI美an」。その他、美術館等展覧会の案内などの掲示です。第1回は1月9日、第2回は6月9日に展示を行いました。

 *教科センターとは、カリタスの特色の1つで、校舎は教室が教科センターを中心に教科ゾーンごとに配置されています。生徒は、自分の教室で授業を受けるのではなく、時間割ごとに教室を移動して学習します。大学の授業のようなイメージです。「教科教室型運営方式」と称しています。国語や数学などにも教科センターがあり、教科に関する様々な情報や資料が展示されています。

カリタス女子中学高等学校 http://www.caritas.ed.jp/






[CARI美MUSEUMの看板と案内]
教科センターの入口。「カリ美MUSEUM」の看板の下には、メンバーの自己紹介と活動内容、フリーペーパー「カリ美an」が置かれています。

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[CARI美ギャラリー]
ムサビの学生たちの作品展示です。完成作品だけでなく、作品ファイル、クロッキー帳など、制作過程が示せるようなも展示し、美術を身近に感じてもらいます。数か月ごとに展示替えをしたり、追加展示したりします。
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[アートやってる?]
カリタスの生徒たちの参加企画。美術の授業以外で自由に作ったもの、描いたものなどを募集します。早速応募があり、皆で大喜び!また、今回はさらに、「One Day Art」も企画しました。木片を準備し放課後などに自由に立体を作ってもらおうという企画です。毎日、作者が変わっていきます。展示作業中に、早速美術部1年生が作品を作ってくれました。あれこれ悩んでやっと完成!1年生らしい愛らしい作品ですね。

・生徒の応募作品「ファイルの表紙のデザイン」
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・「One day Art」
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[CARI美an]
「CARI美an」は"CARITAS(カリタス)の美(アート)な人々”からネーミングしました。手作り感や温かみが伝わるよう、あえて手書きで作成しています。自由に持って行ってもらえるよう、ファイルに入れて置いてあります。

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・第1号
「阿修羅展」に合わせて、仏像や阿修羅についての記事。
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・第2号
カリタスのお御堂にあるレリーフ「十字架の道行」(キリストの受難を表わしたもの)の作者、船越保武氏の紹介。

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[鑑賞コーナー]
 第1回目の活動では、学校近郊にある美術館のリストや、地図なども作り、生徒たちが美術館に行きやすくなるような掲示をしました。今回は、更に埼玉県長期研修員の田中先生が提案してくださった「風神雷神図屏風」のレプリカの展示も行いました。宗達、光琳、抱一の紹介漫画も置いて、作者のことがより身近に感じられるような工夫もしました。「どの作品が好き?」という人気投票も行っています。好きな作者の欄にシールを貼ってもらいます。

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[カリ美企画の今後]
 ムサビでの学生生活を通して自分たちが感じているような、“表現の楽しさ”を、少しでも中高生に伝えたいという思いから,日常的な学校生活における美術科の学習に、美大生がどのようにかかわることができるかを模索して活動しています。生徒たちと協力して展示作業をしたり、自分たちが考えた企画が喜んでもらえたり、これらの活動を通して美大生のことを身近に感じてもらえるようになったのではないかと思っています。また、展示を見た保護者の方にも好評だったようで、新たな広がりもありました。これからもいろいろなアイデアを生かした活動を計画中です。少しずつメンバーも増え、更に広がって行けるといいなと思っています。この企画に参加してみたいという人、大歓迎です! ぜひ、ご連絡ください。

・作業の合間に、生徒とおしゃべり
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生徒「私、ムサビに行きたいんです~。受験には何が一番大切ですか?」

学生「う~ん。最後まであきらめないことかな?」











  
# by tabimusa | 2009-06-23 07:59 | Comments(0)

旅するムサビプロジェクト、府中市立若松小学校

旅するムサビプロジェクトの記録、第3回目です。


2月22日
お昼過ぎ、撤収作業を終えて田無第一中学校に別れを告げ、出発。
いよいよ最後の旅先である、 府中市立若松小学校 へ。
広い玄関ホールは、いつもの姿に戻りました。
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若松小学校では、ランチルームに学生の作品を一堂に展示しました。
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展示作業のあとは、授業の準備。日本画、画材研究。
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2月26日
1・2限、3・4限、5・6限と、5年生3クラスで別々の内容の「造形ワークショップ型」の授業を行いました。

3つの授業では、それぞれにワークショップ・リーダーを中心にして、4〜5名の学生で授業の計画を立てました。かっちりとした指導案というよりかは、全体の流れや動きにめどをつける程度の幅のある進行計画です。


1・2限目「日本画」
小学校の図工の時間、いや中学や高校の美術の時間でもほとんど触れる機会がない、日本画の絵具づくりを通して、水彩絵具やポスターカラーとは異なる、日本古来の絵具がもつ特色や表情を知るためのワークショップ。
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日本画の学生が中心となり、岩絵具を膠に溶き、各班でつくった絵具を用いてハガキほどの大きさの紙に絵を描きました。


3・4限目「粘土」
彫刻学科の学生がリーダーとなり、大っきな彫塑粘土のカタマリと水で溶く粉末粘土を用いた、ダイナミックな粘土遊び。


各班に5kgずつ粘土を配り、粘土の触感を楽しみながら、児童同士でイメージを膨らませます。
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つぎに、板を配布し、そこに児童がつくった造形物を乗せて、班ごとにテーマを考えながら合体させていきます。


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班毎に出来上がった作品を職員室前に展示し、お互いの作品を鑑賞します。
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最後は、図工室に戻り、あと片付けときょうのまとめ。もんじゃ焼用のヘラで机にくっ付いた粘土をこそげ落とします。
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お昼の給食は、ワークショップを担当したそれぞれのクラスで頂きました。
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午前中に授業を行った2クラスの児童たちとは、中休みにランチルームでそれぞれの学生作品の鑑賞を行いました。
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5・6限目「服飾」
空間演出デザイン学科、ファッションコースの学生がリーダーになり、クラフト紙や新聞紙を用いた洋服のデザインのワークショップ。

机や床を広く使って作業が出来る、家庭科室で実施しました。

♪BGMにノリ、担当学生が登場。簡単に、授業の流れと素材の説明を行ったあと、さっそくデザインに取りかかります。
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この授業でのワークショップ担当ではない学生は、各班の補助にあたり、児童の相談にのったり、いっしょにつくったりしました。授業を盛り上げるために、撮影担当の学生がファッションモデルを撮るように写真を撮りました。
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若松小での最後の授業となったこのクラスでは、出来上がった服を身に着け、ランチルームに移動。学生は、自分の作品の前に立ち、興味をもって寄って来た児童にトークを行います。
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そして反省会、中学校2校と小学校の3校を巡った旅するムサビプロジェクトの締めくくり。

若松小の大杉先生、羽村三中の鈴木先生、授業見学にいらした府中市の図工の先生5名、美術館の学芸員さん、そして、学生の活動を見守って下さった教職課程の我らが三澤先生、学生スタッフの総勢20名ほどで活動を振り返りました。
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議論も充実し、1時間半を越える反省会になりました。最後の反省会なので、議事録からあまり省略せずに掲載します。

芸術文化学科4年だいこく:きょうも、前回の田無一中と同様に、良かった点、改善点・反省点を述べた上で、きょうの全体の感想や3校を巡った感想をお願いします。

●日本画チーム
日本画学科2年(リーダー):日本画という画材との体験ができた。主に絵具づくりをするワークショップ(以下WS)となった。授業進度を把握しきれず、鑑賞の時間がおしてしまった。児童たちは、始めて触れる日本画の絵具に素直にうれしい感動を示しているようだった。最初は、絵具をつくることに戸惑いがあったが、実際に絵具づくりに入ると楽しそうにつくる様子がみられた。そのことで、児童の熱心さを引き出せたのではないか。しかし、全体として段取りに荒さが残ったので、そこは次回に活かせればと思う。

基礎デザイン学科2年:絵具づくりがメインだったが、そのことで絵を描くことがおざなりになってしまった。最初に、筆を使って描き方をデモンストレーションしたことが悪かった。いつもの授業で使う水彩やアクリルなどの画材と同じような扱いで描いている児童が多く、日本画の描き方を加味しながら描くことがあまりできていなかった。スイヒを使う意味をもう少し感じさせることができるようにすると良かった。日本画の混色方法、粒子の荒さが分かるような展開ができれば良かった。やはり、中学生より小学生の方が、反応が良かった。全体を通して、自分も楽しく参加することができた。

芸術文化学科1年:日本画の絵具をつくる時に、指で混ぜながら楽しく絵具づくりをすることができた。描くことへ移る時に、「さあ描いて」と丸投げになってしまったので、もう少し描くことへスムーズに移行できるようになれたらいいと思う。全体を通して、楽しくWSをすることができた。中学生のギャラリートーク(以下GT)では、自分の作品を説明するためのことばの選択があり、「教える」という感じだったが、きょうのWSでは、自由に楽しく授業ができた。

●粘土チーム
彫刻学科2年(リーダー):まず、この粘土自体の素材の良さがあった。粘土に積極的に関わる児童の姿が素直にうれしかった。児童に対し、こちらからの指示がよく通ったのだが、逆に粘土と触れ合うことに集中し過ぎて指示が通り難いこともあった。やはり、WS全体の時間配分や計画にもう少し配慮が必要であった。まとめへのきっかけがきちんとできなかった。GTでは、話す、伝えることで、自分自身のこころの整理が必要だけれど、WSでは、まず一緒に児童と遊ぶことが大切だと感じた。小学校と中学校では、児童と生徒のみる観点が異なることを知ることができた。

芸術文化学科2年:5年生対象ということで、小学校5年生がどんな様子なのかを事前に把握しきれていなかった。それをもう少し知っていたら、もっと粘土と遊んだり、ならす作業が導入であった方が良かった。イニシャルのイメージを導入で行ったのは、抽象的にイメージを膨らませて欲しかったのだが、説明不足のため、具象へと向かう結果になってしまった。授業の時間配分が臨機応変に対応できたのが良かった。WSのねらいをきっちりと共有し、スタッフがその軸を共有することができていれば、もう少しWS全体を臨機応変に対応できたのではないか。粘土チーム、服チームは、児童各々のつくる作業だったのでスタッフが個々の児童に対応する形だったが、日本画チームは絵具づくりがメインだったので、もう少しスタッフ同士の連携を図ることが必要ではないだろうか。WSは、実際にスタッフが素材との体験をし、それを充分理解していないといけない。はじめてその素材をWS本番で知るのではなくて。このプロジェクトを通して、GTとWSの違いを知ることができた。やはり、WSは実際にやってみないと分からない。また、小中学校の違いを知ることができて良かった。

油絵学科版画専攻2年:絵具の発色に感動し、素直にその感動を表現する児童の様子がうれしかった。WSは、その場その場で臨機応変に対応することができたと思う。WSの進み方や児童の様子をみて、その場で考えついた方法をスタッフが取り入れることで、しばりがないWSができたのではないだろうか。WSは、芯になる所をスタッフが共通の認識としてもっていればいいと思う。主軸の共有として。羽村第三中学校、GTでは、自分の言いたいことだけを言ってしまうことが多かった。今回は、児童の反応を見ながら楽しくやることができた。

芸術文化学科4年だいこく:やはり、時間配分がうまくゆかず、鑑賞の時間がとれなかったので、もう少し時間の計画をしておくと、焦らずにすんだ。タイムテーブルを黒板に書くことで、スタッフ全員で時間配分を共有できると軌道修正がし易いのではないか。日本画、粘土、服、と3つの素材との体験を通して、スタッフ自身も自分の専攻外の素材体験をすることができ、表現の幅が広がったのではないか。児童にも学生にも双方に普段とは異なる素材と触れる機会となり、メリットがある。きょうは、たくさんのスタッフでフォローし合ったので、最後の服のWSでは、スムーズに学生がフォローできていたが、実際に一人で授業するとなるともう少し児童への働き方を丁寧に行う必要があると思った。

●服飾チーム
空間演出デザイン学科3年(リーダー):スタッフ同士の共有が足りず、あまり他のチームでの補助がスムーズにできなかった。やはり、WSはシミュレーションが大切。服のWSでは、もう少し素材があっても良かった。クラフト紙と新聞紙だけでなく、硬い紙である段ボールと柔らかい紙のティッシュ地のような紙。それがあるともう少し表現に幅が出たと思った。このプロジェクトを通して、小学校と中学校の差を知ることができた。GTでは、自分の作品を語ることで、自分自身の考えを整理することができた。WSでは、GTよりもっとライヴ感があり、中学生のGTとは別の感覚を味わえた。

油絵学科油絵専攻1年:指導案を学生として、実際に授業で展開できる貴重な機会となった。最後までWSの流れを煮詰めることができなかった。もし、GTだったらどうなっていたか。WSを通して、児童と打ち解けながらつくることができた。「ありがとう」というある児童からのメモ書きをもらい、素直に涙が出るくらい感動した。児童と学生の、異年齢のコミュニケーションが、授業へ何か効力を与えている気がした。90分のWSの中で、もっと発想が喚起できるような働きかけができたらと思う。導入での働きかけの練りがもっとあれば、幅のある活動になったのでは。

芸術文化学科2年:導入後、いざいきなり「つくってみよう」と児童へふってしまうと、「どうしよう…」と戸惑う児童が出てしまうので、その困ってしまった児童へどう配慮するかが課題。今回は、そこを学生がフォローできた。スタッフの人数がいることでフォローができる導入から展開へではないつくるへの移行方法の働きかけをもう少し考える必要がある。大杉先生の児童への声かけがすごい参考になった。「おー、スゴいなー」と児童のやる気を引き出す方法を知ることができた。私自身、芸術文化学科に所属していて展示する機会が少ないので、実際に展示の反応がすぐに返ってくる学校に展示する機会ができ、とてもいい刺激になった。そして、制作することのスゴさを知ることができた。

芸術文化学科1年:もう少し、導入をしっかりするべきだった。何をしていいか分からない児童に掛かり切りになり、15分ほど付き添ってしまった。が、もし授業者で一人でやる場合は、均等に全児童に気を配る必要があることを実感した。スタッフが、WSのイメージをもう少し共有していると良かった。このプロジェクトで3校を回り、それぞれに反応がことなった。自分の展示作品については、今回は「どうやってつくったの?」とか「何でつくったの?」という児童の質問が多かったが、中学校では作者の意図を聞く生徒が多かった。質問の仕方の違いを知ることができた。

芸術文化学科2年:大杉先生の細かい声かけがWSの中でとても重要だった。私だったら、時間が迫ったまとめの段階では、どうしても児童をせかせてしまうが、大杉先生は児童たちそれぞれに助言をしながら、活動がスムーズにゆくように声かけをしていたので参考にしたい。スタッフ同士が、どうやってWSのねらいを共有するか。何のためにWSを行うのか。うまくいかなかった点をどう改善するかが重要。

府中市の図工の先生:ダイナミックな粘土の活動をみることができた。授業内でグループごとに作品ができたことに驚き。私が授業をしたら、時間内におさまらないだろう…。児童へのことば掛けにより、活動が変化することがよく分かった。教師の言葉掛けで活動が活発になる瞬間をみることができた。

府中市の図工の先生:5・6限だけだったが、児童たちが集中して学生の様子をみていたのが印象に残った(導入での登場)。新聞紙とクラフト紙という平面から、立体の服をつくることで楽しい展開だった。私の学校でやったら、導入で提示したサンプルを真似してしまうだろうと思う。どうやってサンプルを児童へ提示するのか、その方法を考えることができた。素材と触れ合う時間をどうやって設定するか。

府中市の図工の先生:学生さんたちが、自分たちの反省点がしっかり認識できていて、とても良い反省会になっている。レヴェルの高い協議ができている。児童たちもWSをして、得意気、満足気な様子であった。ただ、服チームの指導案をみると、もう少し衣服について考える必要があるのでは。お面や天使の羽などと児童が展開していたが、設定理由がWSの中での弱さが残った。衣服を意識させるには、紐を使って腰に紙を縛るなどの展開もあった。児童の発想をもう少し広げられる働きかけを考えると良い。

府中市の図工の先生:WSは、活動としてとてもよかった。ただ、導入にもう一技あった方が良かった。素材体験では、素材をたくさん提示して行うものと素材を絞って提示する方法がある。今回は、形に興味が向くようなWSだった。この二つは、児童の興味が異なる。学生スタッフ自身がどうしたいのかをもう少し練る必要があるのでは。形への興味、形のバラエティをどうするか。服チームでは、着るイメージとして、もう少し大きめのクラフト紙を使い、身体を“包む”ということができても良かった。そこから展開してゆくのもいい。導入のことばで、ガラッと児童が変化する。児童、学生、先生がものをつくることでつながる場をみることができた。

美術館の学芸員さん:児童がいきいきと活動していた。学生の作品を学校という場に持ち込むことの新鮮さを知ることができた。これもありだなと。児童・生徒からダイレクトな反応が返ってくる学校に、学生の立場で発表できるのもいい。作者がいて、作品があり、コミュニケーションが生まれる。また、美術館とは違い作品に触れる良さがある。つくるとみるが近いレヴェルで成立していた。美術館でもこのプロジェクトが応用できればと思う。

羽村市立第三中学校・鈴木先生:まず学生の顔が笑顔なのがいい。とてもいい雰囲気でWSもGTもできた。大人とこどもの間の中途半端な世界にいるシビアな中学生とは違う良さが小学校にはある。もし、中学校の1時間の授業でやるならばどうするかを考えていた。その場合は、「服をつくろう」とかではなくもう少し絞って「帽子をつくろう」とかにすれば展開が可能だと思った。こどもたちに良い体験をさせたい場合、一人で授業をしようとせずに、大勢の学生さんたちを呼んで大勢で授業をすることも、こどもたちにとってはとても良い体験になる。“特別な時間・体験”をこどもたちに経験させる意義は大きい。そしてそれは、別の授業にその影響が返ってくるのではないだろうか。WSをした盛り上がりのあとにGTをすることで、適宜児童たちがバラけて作品を鑑賞して作者の話を聞くことができていた。3校を巡った旅するムサビプロジェクトでは、回を重ねる毎に学生さんたちがスゴくなってゆくのに感動した。そして、つくることの楽しさを改めて実感した。教員も自分自身がつくることが楽しいので、ややもすると鑑賞を怠りがち。けれど表現と鑑賞を一体化しないといけない、それがこのプロジェクトではできていた。また、毎回の反省会もとてつもない良いものだった!

府中市立若松小学校・大杉先生:まず、児童たちがとても喜んでいた。児童たちは、WSもGTでも、まるごとみて、感じている。このプロジェクトの最後として、鑑賞と表現がいちばんよくつながっていた。児童は、一回みたらそれで終りではない。公開制作では、何度もみることで変化を感じてみることが大事。WSは、あんまり硬く考えなくてもいいのでは。児童が暗礁に乗り上げ、そこから這い上がってくる力を信じ、それを企図して授業が展開できるとさらによい。もともとある児童の切り開く力を信じることも大事。授業をしながら児童の様子を知り、何を行っているかを知る。それを授業者が知り、必要に応じて自分のこれまでの経験の引き出しを開け、知識を総動員しながら授業を必死に組み立て直すことも必要。児童たちは人と接することが本来好き。とかく、大人になるとみることとつくることが別れてしまう。それを念頭にこどもと接することができるように。このプロジェクトは、とても良い経験になったのではないだろうか。一ヶ月という一時期に、小学校と中学校の両方を経験したことの良さ。人との絡み、つながりを大切に。

教職課程・三澤先生:新鮮な授業のハラハラ、ドキドキ感。学生のいい意味での緊張感が児童・生徒たちとの良いコミュケーションを生むのでは。ある先生に学生がついて助手として授業実践を学ぶよりも、荒削りだけど自分が専攻しているアートの武器を通して児童・生徒と接することの良さがある。学生が、自分で感じたことをもとに軌道修正をしながら授業をつくってゆく。それが授業づくりの基礎になるのではないだろうか。アートを使って児童・生徒とどうコミュニケーションをとれるか。授業ではシンプルに自分が伝えたいことが伝わればそれでいいのではないだろうか。

フリーディスカッションは割愛します。(所属・学年は、09年2月当時)


反省会のあと、搬出に向けての撤収作業が行われ、「旅するムサビプロジェクト09,Spring」の旅は終りました。
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 始めの羽村三中では、緊張でコチコチになっていた学生による対話型鑑賞も、回を重ねる毎にトークのツボや落とし所が自然に身に付き、段々と肩肘を張らずにこどもたちと鑑賞すること自体を楽しめるようになりました。校種や校風の違う中学校2校での経験が土台となり、若松小での「造形ワークショップ型」の授業では、手応えのある展開をそれぞれの学生が実感することができました。
 その一方で、学生だからこその授業計画の甘さ、こどもとの関わり方に荒さがあったことを真摯に受け止め、つぎのプロジェクトへ活かしてゆくことができたらなぁ、と考えています。


記録:だいこく
# by tabimusa | 2009-06-22 19:27 | 旅ムサ'09 | Comments(1)


武蔵野美術大学の教職課程学生や現役の先生、中学校、小学校を巻き込んで展開しているプロジェクト


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