人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ワークショップ研究会inムサビ 大岩由佳の視点から

ワークショップ研究会inムサビ 大岩由佳の視点から_a0121352_1845488.jpg

この度は、大変勉強させていただきありがとうございました。
武蔵野美術大学油絵科3年大岩由佳です。

今回、初参加だったにも関わらず、急遽みさわ先生から「大岩しゃべれ」というむちゃぶりな依頼を受け、自分なりに一晩かけて考えたプレゼンをさせていただきました。

実際「ワークショップ」というワークショップをやったことのない私はそもそもワークショップって何?
というところからの出発であったということもあり、私はこの一年間で関わってきたアートプロジェクトを中心にお話させていただきました。

まず、私の場合作者の大岩由佳からでないと始まらない。

ということであの、例の、ちょっと夏場に話題にのぼった??巨大黒板消しからスライドを始めました。
それから参加させていただいた「さくらび」アートプロジェクトで気になった作品、そして長野県美術教育研究大会「更埴大会」で、外部講師として招かれ指導させていただいたときの様子をお話させていただきました。





ちなみに研究授業でお話したいただいた方々は

押元信幸先生:川口短期大学
大成哲雄先生:聖徳大学
小野寺和子先生:オハイオ州立大学

という眩しい目に痛い面々。

そしてムサビからたかぬきとわたし。
ワークショップ研究会inムサビ 大岩由佳の視点から_a0121352_1851741.jpg



そんな状況の中で(たかぬきはひょうひょうとしゃべっていたが)わたしはかなりテンパってしまい伝えたいこともろくに伝えることもできず、のちにびーびーと泣く結果となってしまったのですが、やさしいみなさんは懇親会にて良い感触の評価をいただけたので、今日もなんとか生きていける結果となりました。笑




そんな混乱の中のわたしが答えを導き出したのは

これは美術にかたよるでしょうが、ワークショップとは、
「日常において非日常を味わうことにより何かしらの問題解決やトレーニング装置として働くもの」
ということです。

「楽しいだけではいけない」という私の意見に議論もなされましたが、
そこにはやはり何かしら個人レベルの「学び」がなければ、ワークショップをやる意味がないと考えます。


ここで「楽しい」という言葉の定義づけが必要になってきました。
わたしの言った「楽しい」というものは娯楽的な意味合いでの「楽しい」です。
そんなものはそこで収益を得るエンターテイメント・アミューズメント事業にまかせておけばよい。
もちろんワークショップは楽しくなきゃやりたくないですけどね。

ワークショップをやるにあたって、その場で何がどんな風に「効果」としてうまれてくるかということを踏まえて企画することが大事なんだと改めて考えさせられました。





まだまだ勉強不足の若造の小娘がしゃしゃりでてこのような議論を繰り広げてしまいお恥ずかしいかぎりなのですが。

ぜひ、ご指摘のほど頂戴したい次第です。


本日は講師としてお話くださった押元先生、大成先生、小野寺先生、貴重なお話ありがとうございました。
そして、さまざまな知恵をくださった会場の皆様、ありがとうございました。


今後も日々勉強していきたく思います。


さて、採用試験対策に本腰をいれなくては!




追伸:どなたか、今回の講師の先生方のお話をまとめてアップしてくださるとありがたいです。
あと写真もありましたらこの投稿のどこかで良いのでのせていただけるとありがたいです。

あとスライドの中での長野県戸倉上山田中の研究授業の際に作ったアドバイスの紙が欲しいというご要望がありましたので、掲載させていいただきます。


ワークショップ研究会inムサビ 大岩由佳の視点から_a0121352_514554.jpg

ワークショップ研究会inムサビ 大岩由佳の視点から_a0121352_5172312.jpg

by tabimusa | 2009-12-23 05:20 | ワークショップ | Comments(4)
Commented by tabimusa at 2009-12-23 16:05
大岩さん、高貫さん、なかなか立派な発表でした。村上調査官も、しきりに武蔵美の学生はすごいと褒めていました。「これからの教員はプレゼンテーション能力、企画力が必要で、そこが育っているなあー」と。武蔵美のイメージががらっと変わったそうです。自分の言葉で話している点が素晴らしい。
来年の、全国美術教育学生会議に向けてさらに能力を磨いて下さい。<みさわ>
Commented by tabimusa at 2009-12-23 22:43
大岩さんのプレゼン、よかったです。
作品に対する考え方とかを聞けたのがよかったです。
さすが姉さん……!!と思って聞いていました。

最後まで参加できず、すみませんでした。
2月からもよろしくおねがいします。

さとう
Commented by tabimusa at 2009-12-24 18:44 x
大岩さん、写真のせました!しかし、途中、話しを聞くことに集中してしまい、うっかり写真を撮ることを忘れてしまいました。肝心の大岩ねーさんの写真がありません・・・。ごめんなさい。
ワークショップ研究会、私にとって、またまた刺激的な時間でした。
ワークショップの可能性や魅力を感じるとともに、発信することの大切さをあらためて感じました。大岩さん、高貫さん、すばらしかった〜!自分の言葉で自分の考えを語っている2人を見て、それができない自分を思い、くやしいと感じました。私も負けずにがんばるぞ!!
ムサビの学生さんたちと一緒にいると元気が出ます。いつもパワーをありがとう!(田中)
Commented by shunya-asami at 2009-12-29 03:52
お世話になっております。書きこみ失礼します。平日で行けませんでしたが、このレポートを読んで少し臨場感が伝わってきました。ワークショップは自分にも参加者と同等かそれ以上の学びがある、また「痛い」ことがある(笑)。ここが学校教育の現場とは異なるところであるし、だからこそワークショップという学びの場に可能性があるのだと思います。ゆっくり議論したいですね。


旅するムサビプロジェクト(通称:旅ムサ)は、武蔵野美術大学の学生が全国各地の小中学校を訪れ授業を実施する取り組みです。


by 旅するムサビプロジェクト

検索

カテゴリ

全体
はじめましての方へ
旅ムサ'09
旅ムサ'10
旅ムサ2011
旅ムサ2012
旅ムサ2014
旅ムサ2013
旅ムサ2015
旅ムサ2016
旅ムサ2017
旅ムサ2019
ムサビる!10,summer
ムサビる!2011
ムサビる!Ⅱ2012
ムサビる!2013
ムサビる!2014
ムサビる!2015
ムサビる!2021
ワークショップ
アートプロジェクト
黒板ジャック
長野スケッチ大会2011
長野スケッチ大会2012
長野スケッチ大会2013
長野スケッチ大会2014
長野スケッチ大会2016
長野スケッチ大会2017
美術教育フォーラム
教員採用試験
旅ムサステイ
展覧会
その他
リンク
旅ムサ2020
旅ムサ2021
旅ムサ2022
ムサビる!2022
旅ムサ2023
旅ムサ2023
ムサビる!2023
旅ムサ2024
未分類

以前の記事

2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
more...

フォロー中のブログ

美術と自然と教育と
街を美術館にしよう! ま...
A
KAPL―コシガヤアート...
ちょっと、お休みをしています。
図工美術OKAYAMA
むいむいまか
図工を知らない図工の先生
the fundamen...

最新のコメント

こちらの作品の作り方教え..
by 高校生 at 23:42
本日は本当に貴重な体験..
by 土屋菜々 at 13:25
大学のHPから,社会連携..
by tabimusa at 23:25
旅するムサビプロジェクト..
by コンサルタント at 13:10
コメント見ていますか?
by コンサルタント at 14:23

最新の記事

旅ムサステイin壱岐島 2/..
at 2024-03-22 01:12
旅ムサステイ in壱岐島 2..
at 2024-03-21 16:35
東海村立東海中学校黒板ジャッ..
at 2024-03-21 15:47
旅ムサステイ in壱岐島 2..
at 2024-03-20 12:08
3/3,4【立川市立幸小学校..
at 2024-03-18 18:57
3/8 旅ムサ奄美 崎原小学校
at 2024-03-12 00:11
3/5,6 朝霞五中
at 2024-03-08 23:22
2024年 横浜市立西谷中学..
at 2024-03-06 11:30
2/27.28 富士見市立..
at 2024-02-28 23:35
杉並区立天沼小学校ワークショ..
at 2024-02-26 20:41

記事ランキング

ブログジャンル

教育・学校
アート・デザイン

画像一覧